
中小規模のプリンターでは、特に空気の質という点で予算が厳しくなります。HVACのコイルやダクトが湿った状態にあると、カビの胞子やバイオフィルム、VOCなどが工場内に拡散し、作業中の製品に付着してしまいます。性能が低い殺菌ランプでは、スペックシート上の数値は示されても、実際の消毒効果は得られません。私たちが開発したHVAC用UV殺菌ランプは、実際の設置環境に合わせて作られており、コンパクトで耐久性に優れ、照射強度が明確に定められています。
重要なのは、実際に得られる効果です。当社のランプは、石英製のケースや反射板の種類によって異なりますが、1メートル先でのピーク照射強度は120~150μW/cm²です。これにより、典型的なダクトの流速条件下でも、コイル表面での照射量は40mJ/cm²以上になり、微生物の細胞壁を破壊し、揮発性有機化合物を分解するのに十分です。
また、オゾンを含まない石英を使用し、安定したバラスト回路を採用しているため、数百時間経過しても出力が低下することはありません。通常、9,000時間以上使用しても出力の低下は8%未満です。この装置は標準的なHVACの取り付けポイントに適合し、端子ブロックや取り付け構造も既存のものと互換性があります。
実際に効果的である理由は簡単です。つまり、清潔な空気を再現可能なプロセスに変えてくれるのです。コイルの手前に設置することで、排水盤やフィンがバイオフィルムの温床になるのを防ぎます。その結果、悪臭が減り、コイルの清掃のための停止時間も少なくなります。また、UV印刷ライン付近の汚染リスクも低減します。電力消費も控えめで、メンテナンスも予測可能です。出力が低下したからといって急いでランプを交換する必要はありません。
ただし、254nmのUVCは皮膚や目に有害です。そのため、ランプは完全に密閉されており、人が触れない場所に設置される必要があります。また、ダクトの素材にも注意が必要です。一部のポリマーや接着剤は、長時間のUVC照射によって劣化してしまいます。性能を確認する際には、作業面で校正済みのUVC放射計を使用しましょう。ランプのワット数だけでは、本当に重要なことは分かりません。